
私たちの油や脂肪の摂取量は年々増えており、それが生活習慣病増加の大きな一因であると最近までは考えられてきました。『油を摂ると太る』、『油を食べると血液がドロドロになる』、『油は生活習慣病の元凶になる』、こう思って、できるだけ油を口に入れないように気を付けている方は多いことでしょう。しかし、こうした油に対するマイナスの考え方は半分が間違いであることが、最近の栄養学や医学研究で明らかになっています。
というのは、油や脂肪に含まれる「脂肪酸」という栄養素には、摂って太るものと減量を助けるものがあり、食べると血液がドロドロになるものとサラサラになるものがあり、生活習慣病の元凶になるものと生活習慣病の予防になるものがある、ということがわかってきたからです。
ビタミンやミネラルなどの栄養素と同じように、油や脂肪に含まれる「脂肪酸」も、自然界に存在している貴重な栄養素です。自然に存在している「脂肪酸」のことをよく知って、私たち現代人に欠けている「脂肪酸」を上手に摂っていけば、本物の油は私たちに元気を与えてくれるでしょう。