◆MSMって何ですか?
MSMとはメチル・スルフォニル・メタンの頭文字をとったもので、有機態のイオウ成分の一つです。イオウ成分の中でも、温泉などに含まれる鉱物由来の無機質のイオウ成分と植物などに含まれる有機質のものがあります。私たちが使用するMSMは針葉樹の樹液から精製したもので、有機の形をとっているので有機態イオウという呼び方をしています。
◆MSMは天然の成分なのですか?
MSMという物質自体は、海洋性の藻類から発生されたイオウ成分を基に海水、海水の蒸気、雲、雨、大地、地下水、樹木の樹液などの自然界を循環している天然物質です。体内にイオウ成分を補給するためにはMSMが最適です。食品原料としてMSMを生産するには、イオウ成分を大変多く含む針葉樹の樹液から精製することが安全で、かつ効率的です。精製の過程で一部人工的な作業が入りますが、原料は自然物ですし、精製されて結晶化されたMSMはまったく毒性がないので、安心してお召し上がり頂けます。
◆飲むタイプのMSMは1日どれぐらい飲めばよいのですか?
基本的な目安として、1回1.5g(パウダー1本分)を朝・晩2回、1日量
として3gが目安です。しかし、LD50の毒性テストでも体重60kgあたり、1200g以上という結果
が出ていますので少々、量を多めに飲まれても問題はありません。ローレンス博士の話によると、アメリカのスポーツ選手は身体のコンディション維持のために一日当たり8〜10g摂っている例もあるそうです。
◆塗るタイプのMSMはどのぐらい塗ればよいのですか?
基本的に副作用はありませんので、制限はありません。
◆手のアカギレに対してMSMクリームを塗ったのですが、そのまま料理や台所仕事をしても大丈夫でしょうか?
MSMクリームは吸収が早いので、手になじむのも早いと思います。多少、手の肌にクリームが残っている感じがあっても、調理などには差し支えありません。
◆MSMを長期間にわたって服用しても問題ありませんか?
問題ありません。かえって、年齢が進むにつれて、コンスタントに継続してお飲みいただくことをお勧めします。加齢によって、どうしても食べ物を消化・吸収する能力が落ちてきます。一般
の食品にもイオウ成分が含まれますが、いろいろな分子とくっつき合っており、せっかく食べても腸壁から体内へ吸収されないことが多くなります。MSMは水溶性で、非常に吸収されやすい分子の形をしているので、MSMのサプリメントでイオウ成分を補給することは細胞の活性化を維持するためにとても有効です。
◆飲むタイプと塗るタイプはどのように使い分けたらいいですか?
即効性では塗るタイプをお勧めします。MSMは細胞への浸透性が非常に高いので、イオウ成分以外でクリームに配合されているハーブの有効成分も速やかに浸透していきます。身体の中からイオウ成分の不足を解消し、根本的な治癒を目指したい方は飲むタイプをお勧めします。
◆今服用している薬との相性は大丈夫でしょうか?
現在報告されている限りでは、飲み合わせによる副作用は報告されていません。非常に稀なケースですが、MSMには血小板の凝集を抑える働きがあるので、血栓治療薬のような同じ作用のある医薬品を飲んだ際、青アザや痔の症状が改善しない可能性があります。
◆たくさん飲めばそれだけ効果
が期待できるのですか?
単純に飲む量の多さと治癒効果が比例することはありませんが、アメリカのスポーツ選手が多量
に摂っているのも事実です。MSMは水溶性で体内に摂りすぎた分は尿として排泄されてしまうので、一日に摂取する総量
を競うよりも、1日3回、毎食後1包づつ補給するなど時間をあけて摂取した方が効果
的です。ちなみに、アメリカのマラソン選手や重量挙げの選手は1日8~10gのMSMを服用しているようです。
◆味が苦くて飲みにくいのですが?
オブラートで包んでも構いません。また、ジュースなどに混ぜて召し上がっても結構です。
◆飲むタイプを水に溶いて、水虫などの患部に塗布しても大丈夫ですか?
MSMは水虫などの真菌性の疾患に対してたいへん有効的なので、お勧めのご使用方法です。入浴の際に、MSM水溶液に患部を浸し、その後、クリームを塗ったらいかがでしょう。
◆一日のうちにいつごろ飲めばいいですか?
食後で、胃に食物がある時がよいでしょう。しかし、必ずではありません。
◆妊娠中でも大丈夫ですか?
特に問題はありませんが、妊婦の身体はとても繊細になっているので、念のため担当医にご確認ください。
◆子供に飲ませても大丈夫ですか?
問題ありませんが、量を加減してあげてください。特に年齢などに比例した、細かな分量
設定はありませんが、大人の半分量ほどを目安に飲ませてあげてください。
◆顔や頭に塗っても大丈夫ですか?
現在のMSMクリームは、痛みに効果のあるハーブが配合されています。ですから、顔や頭には多少なじめない感があるかもしれませんが、基本的には問題ありません。実際、アトピーの肌荒れでお悩みの方やニキビでお悩みの方がMSMクリームを塗ってとても改善しています。
◆リグニッサルMSMの原料は何ですか?
北米で産生するテーダ松の樹液を使っています。他社ではMSMの世界的な人気の高さにより、コストダウンを狙って、石油製品から合成している会社もあるようです。合成で作られたMSMの安全性は確認されていません。MSM製品をお選びの際は、安心のブランドをお選びください。
◆MSMクリームに含まれるハーブ原料のことについて教えてください。
MSMクリームにはMSM以外に下記のハーブ・エキスが配合されています。
・アルニカ
アルニカの花から抽出されたエキスを使います。抗炎症作用、刺激緩和作用、保湿、血行促進、脱毛予防効果
があるといわれています。ホメオパシーにもよく使われるハーブです。
・ローズマリー
よく肉料理にも使うハーブです。葉から抽出した精油を使います。抗菌・抗真菌作用があり、血行も促進させます。古くから、リュウマチの塗布剤としても使われてきました。
・デビルスクロー
アフリカ原産のゴマ科の植物で、球根は関節炎・筋肉痛に対する治療薬としてヨーロッパでは広く用いられています。
・紅花油
ベニバナの種子から摂れるオイルをクリームのベースに用いています。
また、天然の保存料として、シナモン、ゴールデンシール、ラベンダー、マジョラム、タイムが配合されています。
◆MSMクリームに含まれる、ハーブ以外の全成分を教えてください。
品質の安定性を図るため、ごく少量の乳化剤を使っています。また、保湿成分も配合しています。
・ステアレス、ジメチコン、ビタミンE、シアバター、グァーガム
・ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG−100、トリエタノールアミン
◆グルコサミンやコンドロイチンとは違うのですか?
グルコサミンやコンドロイチンも変形性関節炎に効くサプリメントとして人気を集めています。グルコサミンはヒトの体では細胞同士や組織同士を結びつける結合組織として、特に軟骨、腱、爪、皮膚などに広く分布しています。
また、コンドロイチンはムコ多糖類の一種。加熱するとゲル化する性質をもち、食物繊維の仲間でもあります。コラーゲンとともに結合組織を構成し、体細胞が正常に生存できるように組織に保水性や弾力性を与えます。こちらも軟骨生成に関係します。
この両方の成分とも、体内で働くときはイオウ成分と結合して働きます。逆にいうと、MSMがグルコサミンやコンドロイチンの生成を促すということがいえます。MSMはこのような、体内で働く重要な成分を作り上げる、大切なパーツ(原料)であると考えてください。
◆痛み止めと考えてよいのですか?
元々、MSMが健康補助食品として開発されたのは、副作用のない痛み止めとしてでした。その意味では、痛み止めと考えてもらって差し使いありませんが、本来、身体に不足してくるイオウ成分を補う物質であることも覚えておいて下さい。
◆なぜ痛みが止まるのですか?
メカニズムを詳しく説明すると専門的になりすぎてしまいますが、大きく分けて二通
りの作用があります。一つはMSMそのものが、痛みの伝達信号を遅らせる働きです。神経によって伝わる痛みの信号を、ブロックして完全に断ち切るのではなく、伝達の進み具合をスローにすることで痛みを緩和します。もう一つは、痛みの原因である炎症や軟骨成分の不足を正常化していく働きです。つまり、痛みを紛らわせているうちに、根本から原因を治癒させる働きです。
◆副作用はないのですか?
基本的に副作用はありません。毒性テストでもLD50(動物にテスト物質を与え、半数が死に至る致死量
を体重のkgあたりで換算したもの)の数値は20g以上で水と同じレベルです。ちなみに、食卓塩は2.5〜3.0gです。
◆LD50というテスト方法をわかりやすく教えてください。
医薬品や食品など体内に摂取する物質の毒性を調べるテストです。LD50とは半数致死量
のことで、毒性試験に用いる動物の半数(50%)が死に至る薬物投与量
を表します。例えば、LD50が20以上とは、体重1kgあたりの投与量
が20g以上ということ。つまり、体重60kgの人では1200g以上ということになります。
◆MSMを飲んで、胃がムカついたという話を聞きましたが?
MSMは天然の物質ですが、精製されたものであり、人によっては慣れるまで服用後に不快感が出ることも考えられます。しかし、これは飽くまでも服用された方と食品原料としてのMSMの相性が良くなかったというレベルです。(例えば、食用の酢を飲んでも胃に不快感を感じる、など)一般
的にお医者さんで処方される痛み止め・非ステロイド性鎮痛消炎剤が持つ胃・腸など消化器系に対する副作用は、MSMにはありません。MSMを飲んで胃のムカつきを感じられたら、一時中断し、2〜3日後に、半分の量
を必ず食後に服用し、徐々に量を増やしてください。
◆どのぐらいで効いてきますか?
人によって様々ですが、関節痛やリュウマチなどの痛みに対して服用した場合、2~3日で効果
がでるケースもあります。歯痛や生理痛などには、もっと即効性が見られるケースもあります。しかし、飲むタイプは徐々に効果
がでてくるケースの方が多く、2~3ヶ月は続けて服用した方が良いでしょう。一般
的に、関節痛や筋肉痛などには塗るタイプの方に即効性があります。
◆古くから使われていたものなのですか?
痛みの緩和に有機態のイオウ成分を使った例は古くからあります。少なくても、オレゴン・ヘルスサイエンス大学のスタンリー・ジェイコブ博士はDMSOというイオウ成分を使って、1980年以来ご自身のクリニックにおいて、実績を上げています。ロシアでも研究がなされており、世界的には5億人の人々が恩恵をこうむっているといわれています。
◆ジェイコブ博士のイオウ成分はなぜサプリメントやクリームとして、一般
には普及しなかったのですか?
ジェイコブ博士が使っていたイオウ成分(DMSO)はイオウ独特の強烈な臭いがあり、クリニックでの治療には良かったのですが、一般
に普及するにはこの臭いが災いしたようです。
◆MSMは海外では普及しているのですか?
アメリカではすでに350万人の人々が愛用し、ヨーロッパ各国でも普及が進んでいます。
◆イオウは体内にも必要な栄養素なのですか?
イオウはこれまで栄養素としてあまり脚光を浴びてきませんでしたが、必須アミノ酸を形成する要となったり、酵素を作る重要な栄養素だったり、その働きが明らかになってきました。生物の身体を構成する元素としてはカルシウムに次いで6番目に多い元素です。イオウ成分は軟骨や髪の毛、お肌や爪などを作る土台になる元素で、体内で強力な抗酸化力で毒素を解毒するグルタチオンを作ります。
◆インシュリンとイオウ成分の間には何か関連性がありますか?
インシュリンは血糖値を調節する重要なホルモンですが、このインシュリンを構成する中心的な役割をイオウ成分が行います。MSMを服用することでダイレクトに血糖値を下げることは難しいですが、インシュリン生成の補助にはなります。
◆MSMは美容効果
のあるコラーゲン生成にも役立ちますか?
コラーゲンは新陳代謝を促進する大事なタンパク質で関節や皮膚などの結合を司り、柔軟性を持たせます。このタンパク質の生成にもイオウ成分が大きく関わっており、MSMでイオウ成分を補給することでコラーゲンの生成が促進されお肌や関節に柔軟性を与えます。
◆健康維持には体内で作られる酵素の働きが大事だと聞きましたが?
酵素はタンパク質でできています。このタンパク質を材料に使って酵素を作り上げる要になるのがイオウ成分です。酵素は反応を受ける物質に対し、「鍵穴」に合う「鍵」のように、形(立体構造)が噛み合ってはじめて正常に作用します。イオウ成分は、この酵素の立体構造を正常に形作る働きをします。吸収の良いイオウ成分MSMで、不足しているイオウ成分を補給することで、健全で活性力のある酵素の生成を促進します。
◆栄養素としてアミノ酸が話題になっていますが?
アミノ酸とはタンパク質を構成する物質で、逆に云うとタンパク質は20種類のアミノ酸が鎖状に繋がったものでできています。この20種類のアミノ酸のうち、イオウ成分は必須アミノ酸のメチオニンと、メチオニンからつくられるシステインに含まれます。どちらのアミノ酸も健康維持には不可欠なアミノ酸です。メチオニンはホルモンや酵素の働きを活性化し、アレルギー症状を引き起こす炎症物質ヒスタミンの生成を抑えます。システインは毛や爪に多いアミノ酸で、強力な抗酸化力で毒素を解毒するグルタチオンを作ります。MSMのイオウ成分補給で、メチオニン、システインの生成を促します。
◆スーパー抗酸化物質・グルタチオンについて教えてください。
イオウが中心となってつくられるアミノ酸・システインは、すべての生きている細胞の中にある、スーパーマン的な分子グルタチオンの基本物質です。グルタチオンは体内の毒素を解毒する重要な抗酸化物質で、ある種の発ガン物質や危険な化学物質を身体から除去します。つまり、MSMでイオウ成分を補給することで、グルタチオンの生成を促進し、毒素の排泄も促進することができます。