
頭痛の大部分は、首の後ろの筋肉の攣縮や、頭部に巡る血管に起こっている変化が関係しています。そして、何らかの緊張状態から起因している場合が多く、精神的なストレス、疲労、頚椎の配列不良、生理出血前の痛み、栄養不足、目の病気、薬剤などが原因として考えられます。
頭痛に対処するための頭痛薬はいろいろな種類がありますが、頭痛を解消するために使うこれらの薬が、新たな頭痛を引き起こすこともあるようです。鎮痛剤を常用していて、急にこれを中止した場合にも、禁断症状が起こり、頭痛は悪化します。
MSMが有効だと思われる頭痛は、緊張状態と筋肉の痙攣から発生する痛みです。
偏頭痛の場合、血管に起こっている変化が原因であることが多く、MSMで痛みをやわらげられるかは不明です。しかし、偏頭痛が首の筋肉の攣縮や緊張をともなうことはよくあり、これが痛みの発生に関係しているならば、筋肉の攣縮をやわらげるMSMが役立つかもしれません。
頭痛の緩和のためには、MSMクリームを、1〜2時間に1回、首の後ろ側から塗るという方法もあります。むち打ち症の患者で、MSMの摂取と同時に、クリームを塗った人たちが改善したという報告もあります。
化学物質過敏症による頭痛にも、MSMが効を奏したケースがあります。
職場が新築ビルに移ったとたんに、目の腫れと疲労に加え、頭痛を経験したニューヨーク在住の29歳女性の例です。MSMを1日3回食べるようにし、1日10gにまで摂取量を増やしたところ、2週間目に頭痛と疲労感が減りました。3週間目になると、頭痛がなくなり、体調もとても良くなったのだそうです。
MSM使用量の増やし方は、第4章をご覧下さい。