
関節以外に起こる痛みなので、非関節リウマチと呼ばれたり、軟部組織リウマチ、線維組織炎、結合組織炎、などといわれるものがあります。この痛み症状は、特に女性に多いといわれ、中でも60歳以上の女性に最も多く見られます。変形性関節炎は関節に起こりますが、非関節リウマチでは、筋肉・腱・靭帯といったやわらかい場所が痛くなります。
あらわれる症状として知られるのは、持続的な灼熱感、うずき、痛み、全身のこわばり、インフルエンザの様な症状、頭痛、腸の過敏状態、疲労、不眠、不安、抑うつ、があります。患者の多くは、日常的な体調不良とともに、絶え間の無い痛みを経験します。こうした症状は、ほかの病気で現れる症状にとてもよく似ているので、診断も難しいようです。
原因も明らかではなく、患者の中には、発症前にウイルス・細菌・寄生虫に感染したと言う人や、あるいは交通事故、転倒、運動で体にケガをした、と話している人がいると報告されています。また、食事内容のかたより、ステロイド薬、避妊薬、抗生物質剤、食物アレルギー、栄養欠乏、化学物質過敏症、などが関連している可能性も指摘されています。
MSMは、こうした症状をやわらげることに大いに役立っています。
次に、米国テネシー州在住のバーバラ・レドモンドさんの体験を紹介します。
結合組織炎と診断された40歳のバーバラさんは、体がずきずきといつも痛んでいました。まだ子どもが小さくて、子育ても忙しい時でした。自分で皿洗いをすると2時間もかかってしまうため、ご主人がよく手伝ってくれたといいます。何をするにも、すぐに疲れてしまうので、何度も休憩を入れる必要があったのです。眠る時には抗うつ剤を飲み、痛み止め薬も服用していました。以前、慢性関節リウマチと診断された時には、ステロイド薬のコルチゾンを飲んでいたそうです。
バーバラさんは、このコルチゾンのせいで、すっかり体が弱ってしまったと感じていました。
MSMのことを知り、1日5gずつ摂取するようにしました。1週間もすると、全身の痛みがやわらいできたといいます。まだ痛みが強く起こる時には、鎮痛剤も一緒に使うようにして、少しずつ薬の量を減らしていきました。そして、筋肉を付けながら、徐々に運動もするようにし、ついに家事や仕事ができるまでに回復したのです。痛みは完全には消えませんでしたが、以前の10%にまで減ったということです。