
現在、私たちの日常生活にはなんと5万種を超える化学物質が存在し、それらは食品や大気・水、また身の回りの製品などを介して人体に影響を与えています。環境に起因するアレルギーなどの研究者であるアメリカのドリス・ラップ博士は、その著書『Is This Your Child's World?』の中で次のように言っています。
「現代人の体は化学物質による空前の猛攻撃にさらされており、その結果、免疫機能が低下しています。もし現在のような環境になるまでに数百年かかって変化してきたのならば、人間はおそらくそれに順応していたでしょうが、実際はそうではありません。しかもこうした化学物質を体が自力で解毒できるほど、現代人の栄養状態はよくありません。この半世紀の間に我々は昔のような丈夫で強靭な人間ではなくなっています」。
化学物質を広範囲から浴びている上に、現代人の食事は、カロリーは高いが栄養価には乏しく、その結果、かつてなかったような病気に見舞われています。
ラップ博士によれば「癌も以前は今ほど多くはなかったし、母乳を飲めない赤ちゃんなんていませんでした。現代の食品は加工され、消毒され、栄養価に乏しくなっています。飲み物には化学物質がたっぷり含まれています。我々の体は有毒物質のゴミ捨て場のようになってしまいました」。
今や、アレルギーや過敏症は体のどこに現れてもおかしくありません。神経系や脳に現れれば、暴力的になったり、抑うつ、自殺願望、学習障害などの症状を起こすこともあり、行動に問題のある生徒たちがかつてないほど増加していると教師は実感しているはず、とラップ博士は指摘しています。
子供たちをカナリアにするな
化学物質が人体に与える影響は、一般に大人よりも子供の方に大きく現れると考えられます。体重1キロあたりで比較すると、子供は大人の2倍近い量の化学物質を食事や空気から取り込んでいるのです。また、小学校就学前までの大切な成長期に被る化学物質の影響がどれほど深刻であるかは、今年2月放送のNHK「クローズアップ現代」でも取り上げられました。化学物質を規制し、未来を担う子供たちをそのリスクから回避させることが、今、世界が取り組まなければならない大きな課題となっています。
万病の元を断つ <浄化>
どんなに気をつけていても、知らず知らずのうちに体内に毒素が蓄積され、深刻な病いを引き起こす下地が作られてしまう現代人の生活。そんな私たちにとって今こそ必要なことは、日々の毒素を、日々浄化していくことではないでしょうか。
20世紀はじめ、「浄化」が健康の鍵であることを既に確信していた開業医がいました。ドイツのオットー・グレイザー(1867〜1930)です。彼は30代後半になると原因不明の体調不良が悪化し、リウマチ、肺炎などを併発。下半身は麻痺し、ついには壊疽となってしまいました。足の切断手術の前に、彼が試みたのはハーブによる体内浄化でした。これによって、彼の体内に溜まっていた毒素は排出され、あらゆる病状は快方へと向かい、なんと脚の切断も免れることができました。
この体験から彼が確信したこと、それは健康に不可欠なのは"栄養が吸収できる体づくり"であり、そのためには"体内毒素の浄化"が絶対に必要であるということでした。この確信を得て、彼は薬効のあるハーブを扱う健康食品店「サルース・ハウス」を創設しました。のちにサルースはドイツを代表するナチュラル・ハーブ製品の優良メーカーへと成長します。
オットー・グレイザーの孫、トーマスはグレイザー家のポリシーを受け継ぎ、現在、カナダで最高の品質を誇るメディカル・ハーブ・メーカー、フローラ社を率いています。フローラ社が標榜するメッセージは「心とからだの浄化と高揚」。心身両面を浄化して健康を手に入れることをハーブ製品を通じて訴えています。
このフローラ社の代表的な製品である「フロー・エッセンス+」は、薬効のあるハーブ7種をブレンドした、めざましい浄化作用をもつハーブティです。体内毒素を強力に分解し、大量の発汗・排尿を促して、毒素を体外へと排出してくれます。
21世紀を<浄化>の時代に
私たちは発展がもたらす便利さを享受していますが、それと引き換えに、過剰になったものからの攻撃を受けるようになってしまいました。この現代にあって、健康で楽しい人生を過ごすためには「マイナスすることも正しい」ということに気づく必要があるのではないでしょうか。
過剰なものを浄化すれば心身のコンディションはリセットされ、本来あるべきすがたを取り戻します。浄化された体には摂取した栄養が身につき、病いを恐れない強い体へと生まれ変わるのです。21世紀は「浄化」に取り組むことで、新たな健康観が誕生する時代を迎えています。