

MSMは研究が進む欧米において、既にさまざまな症状の緩和や治療、健康増進、生活の質QOL向上のために、医師だけでなく一般の消費者からも愛用されている安全な成分です。
私たちの細胞、組織、器官それぞれの働きにアミノ酸が欠かせないことはよく知られますが、実はこのアミノ酸を体内で作るときの材料にMSMの硫黄成分も必要です。
タンパク質の食品からこの硫黄分を摂取することもできますが、ストレスが多様化・複雑化する現代生活のなかで、人体に必要な硫黄分を食品から供給するのはもはや不可能だと専門家は指摘しています。
摂取量が足りなくて生じる昔の栄養失調と違い、今の時代に独特な栄養欠乏はストレスによる消耗量過剰が大きな一因です。食品で食べても体内で必要な量に追いつけないのです。結果、栄養欠損による生活習慣病の増加につながっています。適切な栄養を選んで補給すれば治る病気があるのもこのためです。
しかし、病気の場合は体内に大きなストレスを抱え持っているわけですから、消耗は激しくなります。この消耗の悪循環を食い止めるため、多種類の病気治療の一環にMSMを組み入れる医師も出てきています。
先日、ロサンゼルスで或る代替療法会議を取材した折にも、MSMの報告をする医師がいました。ジェレミー・アップルトンという自然療法医で、リウマチ性関節炎、強皮症、全身性エリテマトーデス、膀胱炎、線維筋痛症、アレルギー性鼻炎、ガンに対するMSMの効果を動物実験や実際の患者治療で確認しているとのことでした。
MSMといえば、関節などの痛み、皮膚・毛髪・爪の弱さ、アレルギーの不快症状を解決する目的で使われることが専らですが、ガンの代替療法としても期待されていることを知り驚きました。(注:ラット実験で、ある種の乳ガンと大腸ガンを予防する方向に働いたこと、ガン細胞の増殖を終わらせる作用を確認したこと、などが報告された。)