
免疫力とは、文字通り「病を免れる」ための力です。ウィルスや病原菌など、目に見えない外敵に囲まれて暮らしている私たちは、免疫という生体防御システムによって、自分自身を守りつづけています。この免疫力が、何らかの影響で機能低下すると、インフルエンザのようなウィルス性の疾患に罹りやすくなったり、ガン細胞を増殖させる原因にもなります。
しかし、この免疫力も外敵をやっつけるだけではなく、異常をきたすと、自分自身を攻撃して、アレルギーなどの自己免疫疾患を引き起こします。免疫は本来の働きを保つことが重要なのです。
免疫システムは複雑で、いまだに解明されていない部分も多いのですが、毎日の生活で、免疫力を正しく保つ原則を、免疫学の権威・順天堂大学 奥村康教授のお話しから七つにまとめてみました。

たまには海や山へ出かけ、潮風を受けたり、花や草木を愛でる。
そんな、ヒトが本来持つ原始的な感受性を刺激しましょう。

起きるべき時に起き、寝るべき時に寝る。夜更かしは免疫細胞に負担をかける原因です。

クヨクヨ、イライラの毎日では免疫力はダウンするばかりです。
肩から力を抜きて、ゆったりとした気持ちで、前向きに物事を考えましょう。

早歩きの散歩でもかまいません。
心拍数を適度に保てるような、有酸素運動を定期的に続けましょう。

寄席で落語を聞いて大笑いをした後や、仲のよい友達と楽しいときを過ごした後は、
免疫細胞の働きが増します。

免疫の主役、リンパ球の70%が腸壁に集まっています。
腸の運動を活発にして便秘を防ぎ、善玉菌が優勢な腸内環境を保ちましょう。

栄養素を補うもの。免疫力を高めるもの。
自分の身体の声に耳を澄ませ、自分にあった健康食品を選びましょう。